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ICT活用等生産性向上支援事業「タイプB:生産性向上大規模型」でAI導入・AI研修はできるか

この記事の結論

結論:条件つきで使える可能性があります。ICT活用等生産性向上支援事業「タイプB:生産性向上大規模型」は、要件の組み方しだいでAI導入・AI研修の費用に充てられる可能性があります。

目的として、ICTを活用した「大規模の業務効率化」とそれに伴う「事業の転換・変革」を支援すると明記され、対象経費に「クラウドサービスの利用料」「ソフトウェアの購入費」「システムの設計費・構築費」が含まれるが、ページ本文に「AI」という語自体の明記はない

おそらく使えますが、断定はできません。千葉市のICT活用等生産性向上支援事業「タイプB:生産性向上大規模型」は、対象経費(1)に「クラウドサービスの利用料、ソフトウェアの購入費、システムの設計費・構築費(ICT関係費用に限る)」を明記しており、その説明には「専ら本事業のために使用される、働き方改革や生産性の向上につなげることを目的とした使用料・委託費等」とあります。AI搭載のクラウドサービスやソフトウェアの導入、AI機能を組み込んだ自社システムの設計・構築も、この経費区分の性質に沿う限り対象になり得ます。一方で公式サイト本文中に「AI」という語そのものは一度も出てきません。制度の枠組みはあくまで「自社の業務における課題の中長期的な解決」を目的とした「ICTを活用した「大規模の業務効率化」とそれに伴う「事業の転換・変革」」であり、AI導入それ自体を名指しで補助する制度ではないという点は押さえておく必要があります。対象者は千葉市内に本社若しくは事業所を置く中小企業者で、「本事業の実施から3年後に付加価値額5%以上向上する企業全体の事業計画であること」が必須要件です。助成上限は経費区分の合計で全体350万円(「※助成上限額合計:(1)~(5)の合計は3,000千円まで 全体で3,500千円まで」)。適合の可否は「申請にあたっては、コーディネーターへの事前相談が必須です」とされる財団コーディネーターへの相談で個別に確認する必要があります。

AI導入のどの費用が対象になるか

この制度は「AIツール・SaaS利用料」「導入時の研修・教育」ほか3項目を対象経費として明記している。AI導入でかかる6つの費用項目について、この制度の対象経費の記載を3段階で示した図。AIツール・SaaSの利用料は対象と明記。システム開発・カスタマイズは記載あり・要確認。導入時の研修・教育は対象と明記。コンサルティング・専門家費用は対象と明記。PC・機器などのハードウェアは対象と明記。クラウド・サーバなどのインフラ費用は対象と明記。この制度は「AIツール・SaaS利用料」「導入時の研修・教育」ほか3項目を対象経費として明記している。対象と明記記載あり・要確認記載なしAIツール・SaaS利用料対象と明記システム開発・カスタマイズ記載あり・要確認導入時の研修・教育対象と明記コンサル・専門家費用対象と明記PC・機器などハード対象と明記クラウド・サーバ費用対象と明記判定は公募情報に記載された対象経費の文面のみに基づく。記載なしは対象外の確定ではない。実際の可否は公募要領で確認が必要。

この制度は、AIツール・SaaSの利用料、導入時の研修・教育、コンサルティング・専門家費用、PC・機器などのハードウェア、クラウド・サーバなどのインフラ費用を対象経費として明記しています。システム開発・カスタマイズは関連する記載があり要確認(記載がないことは対象外の確定ではありません)。

図の判定根拠(公募情報の「対象経費」の記載より)
  • AIツール・SaaSの利用料:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「クラウドサービスの利用料」
  • システム開発・カスタマイズ:記載あり・要確認 / 公募情報の対象経費より「システムの設計費・構築費」
  • 導入時の研修・教育:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「研修費」
  • コンサルティング・専門家費用:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「コンサルティング費」
  • PC・機器などのハードウェア:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「機器購入費」 なお除外の記載あり「リース・レンタル費 (ICT関係機器以外)」
  • クラウド・サーバなどのインフラ費用:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「インターネット通信のインフラ整備費」

受付終了

2026年5月29日で終了(87日前)

※この表示は掲載中の公募期間(情報取得日 2026年8月12日)から算出しています。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

申請スケジュール

この公募は受付を終了しています。2026年8月24日現在、この公募は受付を終了しています。受付の締切は2026年5月29日です(受付開始日は掲載情報にありません)。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。この公募は受付を終了しています。2026年8月24日現在今日受付終了 2026年5月29日※受付開始日は掲載情報にありません。※掲載中の公募期間(情報取得 2026年8月12日)から算出しています。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

2026年8月24日現在、この公募は受付を終了しています。受付の締切は2026年5月29日です(受付開始日は掲載情報にありません)。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

ICT活用等生産性向上支援事業「タイプB:生産性向上大規模型」の制度概要

実施機関公益財団法人千葉市産業振興財団 産業創造課
区分市区町村(千葉県千葉市)
上限額350万円
補助率経費区分により2/3以内・1/3以内・1/2以内(区分ごとに異なる)、全体上限350万円
対象経費
  • クラウドサービスの利用料
  • ソフトウェアの購入費
  • システムの設計費・構築費
  • インターネット通信のインフラ整備費
  • ソフトウェア等の保守業務の委託費
  • コンサルティング費
  • 従業員教育費
  • 研修費
  • 導入計画策定費
  • 機器購入費
  • 機器等のリース料
  • リース・レンタル費 (ICT関係機器以外)
  • 設備導入費
  • 改装工事費
  • 開発費
  • 広報費
  • その他経費
公募期間令和8年度
ステータス公募終了

出典: 公式サイト(公益財団法人千葉市産業振興財団 産業創造課) 情報取得日: 2026年8月12日
※最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

この制度が自社に使えるかの確認手順

うちが使えるかは、地域・対象・用途の3点を照らして確かめる。STEP1 地域: 対象地域は千葉県千葉市。事業所の所在地が千葉県千葉市にあるか STEP2 対象: 対象経費に自社の使いみちが含まれるか。クラウドサービスの利用料 / ソフトウェアの購入費 / システムの設計費・構築費 / ほか14件(下の「制度概要」表に全件) STEP3 用途: 使いたい用途が次のどれかに当てはまるか。AI導入 / システム開発 / 業務改革 / 条件つきで使える可能性がある区分です。対象経費は公募要領で確認してください。 公募期間 〜2026年5月29日(公募終了) 要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領で確認する。うちが使えるかは、地域・対象・用途の3点を照らして確かめる。STEP 1地域対象地域は千葉県千葉市事業所の所在地が千葉県千葉市にあるかSTEP 2対象対象経費に自社の使いみちが含まれるかクラウドサービスの利用料ソフトウェアの購入費システムの設計費・構築費ほか14件(下の「制度概要」表に全件)STEP 3用途使いたい用途が次のどれかに当てはまるかAI導入システム開発業務改革条件つきで使える可能性がある区分です。対象経費は公募要領で確認してください。公募期間 〜2026年5月29日(公募終了)要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領で確認する。

この制度を自社で使えるかは、地域(対象地域は千葉県千葉市)、対象(対象経費に自社の使いみちが含まれるか)、用途(使いたい用途が次のどれかに当てはまるか)の3点を順に照らし合わせて確認します。要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領でご確認ください。

ICT活用等生産性向上支援事業「タイプB:…を使ったAI活用シナリオ

この制度はAI導入・システム開発・業務改革の用途で活用できます。

製造業・卸売業: AI活用の受発注・生産管理システムを新規構築する(事業変革を伴わない基本型)

対象経費(1)「クラウドサービスの利用料、ソフトウェアの購入費、システムの設計費・構築費(ICT関係費用に限る)」を中心に、AI機能を組み込んだ受発注・生産管理システムの設計・構築費や、AI搭載SaaSのクラウド利用料を計上する構成です。対象者要件の4号「事業変革を伴う申請の場合は」という書きぶりから、新分野展開等の事業変革を伴わない、既存業務の大規模な効率化のみを目的とした申請も想定されていると読めます。この区分の助成率は「2/3以内」、上限は「3,000千円」(=300万円)です。ただし対象経費に関する注意点として「経費No(1)を助成対象経費に必ず含むこと。ただし、経費No(4)がある場合はその限りではない。」とされているため、AI関連費用だけを他の経費区分に単独で計上する組み方はできません。

小売業・サービス業: AIを活用した新サービスで新分野展開する(事業変革型)

「新分野展開」(①新たな製品・商品・サービスを提供すること、②新たな市場に進出すること、上記①及び②を全て満たすこと)として、AIを使った新サービスを立ち上げる構成です。対象経費(5)「機器購入費、機器等のリース料(ICT関係費用に限る)」でAI処理に必要な機器を、対象経費(8)「改装工事費」で新サービス提供に必要な店舗改装を、対象経費(9)「開発費(ICT関係費用以外)」で新商品・サービスの試作開発に伴う経費を計上できます。ただし(6)(8)(9)(10)の区分は「新分野展開、業態転換、企業再建等の事業変革に直接必要となる」費用に限られ、(11)は「新分野展開、業態転換、企業再建等の事業変革に係る準備として直接必要であると理事長が認めた経費」という理事長裁量を伴う要件になるなど、(6)~(11)はいずれも新分野展開等の事業変革に紐づく使途に限定される点に注意が必要です。助成率は(5)が「1/3以内」・「3,000千円」、(6)~(11)は「1/2以内」・「500千円」で、区分ごとに上限が分かれています。

業種を問わず: 外部専門家の計画策定支援を受けてAI活用を含むICT化計画を作る

対象経費(3)「コンサルティング費、従業員教育費、研修費(ICT関係費用に限る)」と(4)「導入計画策定費(ICT関係費用に限る)」を使い、外部の専門家にAI活用を含むICT化計画の策定支援を依頼し、あわせて従業員向けの研修を実施する構成です。(4)の説明には「ICT化による既存業務の大規模な業務効率化や事業の転換・変革の円滑な実現を図るために必要となる、計画策定に係る外部専門家への相談に要する経費等」とあり、AIを含むICT投資の具体的な計画がまだ固まっていない事業者が、計画策定の段階から補助を受けられる構成になっています。対象者要件にも「ICTの活用にかかる具体的な計画を有し、又は、本事業で作成し、当該計画が実行可能であること」とあり、計画自体をこの補助金の中で作ることも制度上想定されています。(4)の助成率は「2/3以内」、上限は「1,500千円」(=150万円)です。

よくある質問

生成AIサービスやAI搭載ソフトの導入費は対象になりますか?

公式ページ本文に「AI」という語そのものの明記はありませんが、対象経費(1)「クラウドサービスの利用料、ソフトウェアの購入費、システムの設計費・構築費(ICT関係費用に限る)」に該当する使途であれば対象になり得ます。この区分は「専ら本事業のために使用される、働き方改革や生産性の向上につなげることを目的とした使用料・委託費等」と説明されており、AI搭載のクラウドサービスや自社システムへのAI機能組み込みもこの枠組みに沿う可能性があります。該当性の最終判断は個別の事業内容によるため、申請前に財団コーディネーターへの事前相談(必須)で確認してください。

個人事業主でも申請できますか?

対象者は「千葉市内に本社若しくは事業所を置く中小企業者」とされ、申請書類には「【個人事業主のみ】直近2期分の「青色決算書」または「収支内訳書」の写し」の提出が定められています。この記載から、個人事業主も対象者に含まれる制度設計であることが読み取れます。

パソコン単体の購入費だけでも申請できますか?

単体購入は想定されていません。対象経費に関する注意点には「クラウドサービスやソフトウェアの利用に必要である場合のみ、パソコンやタブレット端末等も対象経費に認められる。ただし、必要性が認められない場合や、必要以上の性能であると認められる場合は、対象経費として認めない。」と明記されており、クラウドサービスやソフトウェアの利用に必要な範囲でのみ機器購入費が認められます。

次回の募集はいつ実施されますか?

2026年8月13日時点で、千葉市産業振興財団の公式サイト上に次回(令和9年度)の募集時期に関する記載はありません。令和8年度分は書類提出締切が「令和8年5月29日(金)17:00まで」でした。過去にはタイプBと別にタイプC「環境変化適応型」が実施されていた時期もありますが、令和8年度時点の公式概要ページではタイプA・Bの2種類の構成として説明されています。次年度の実施有無やスケジュールは確定していないため、最新情報は千葉市産業振興財団の公式サイトでご確認ください。

注意点

  • 申請にあたっては財団コーディネーターへの事前相談が必須です。令和8年度分の事前相談期限は「①財団助成事業の利用が初めてまたは前回利用から3年以上経過している事業者:5月1日(金)まで」「②上記以外(前回の財団事業の利用から3年未満)の事業者:5月15日(金)まで」でした。書類提出締切は「令和8年5月29日(金)17:00まで」で、この期限内に初回の事前相談を終えている必要がありました(=ただし所定の期限内に初回の事前相談を終えていること)。
  • 助成上限額・助成率は経費区分ごとに異なります。「※助成上限額合計:(1)~(5)の合計は3,000千円まで 全体で3,500千円まで」とされ、かつ「経費No(1)を助成対象経費に必ず含むこと。ただし、経費No(4)がある場合はその限りではない。」という制約があります。また「経営者・従業員等を除く、外部の者が利用する経費を含まないこと。」という注意点もあります。
  • 「交付決定前に支出のあった経費、契約済みの経費等は支援対象として認められません。」事業実施期間は交付決定通知後から令和9年3月末日までで、この期間内に「対象経費のすべての支払い」を完了する必要があります。「採択は1年度1企業1回とします。」
  • 対象者要件として「本事業の実施から3年後に付加価値額5%以上向上する企業全体の事業計画であること」が必須です(「※付加価値額 = 営業利益 + 人件費 +減価償却費」)。単なるツール導入だけでなく、成果指標を伴う事業計画の策定が前提になります。
  • 千葉市には投資規模の小さい取り組み向けの「タイプA:生産性向上小規模型」が別途あります。本制度(タイプB)は「大規模の業務効率化」向けの制度のため、投資規模が小さい場合はタイプAとの使い分けを検討してください。
  • 次回(令和9年度)の募集時期は2026年8月13日時点で公式サイト上に明記されていません。継続実施を保証するものではないため、最新の公募情報は千葉市産業振興財団の公式サイトで確認してください。
  • 本記事は公開情報(千葉市産業振興財団公式サイト・2026年8月12日取得)に基づく解説であり、採択を保証するものではありません。最終判断は当該財団の実施要綱でご確認ください。
当方は補助金申請の代行は行いません(申請書類の作成代行は行政書士の独占業務です)。AI導入の設計・実装・定着の側を支援します。

公募要領・締切・要件は変更されることがあります。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。申請の可否や要件の最終判断は、必ず公式サイトの一次情報に基づいて行ってください。

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