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鹿児島市中小企業等生産性向上支援事業(令和8年度・ICTツール導入助成)でAI導入・AI研修はできるか

この記事の結論

結論:条件つきで使える可能性があります。鹿児島市中小企業等生産性向上支援事業(令和8年度・ICTツール導入助成)は、要件の組み方しだいでAI導入・AI研修の費用に充てられる可能性があります。

募集要項「ステップ2 ICTツール導入助成」の補助対象事業は「導入計画に基づく、業務プロセスの改善または効率化による生産性向上を図るための事業」で、対象例として「顧客対応、販売支援【例:予約管理】」「調達、供給在庫【例:在庫管理システム】」「決済、資金回収管理【例:POSレジ】」「会計、財務、経営【例:会計システム】」「総務、人事、給与【例:テレワーク】」「業種固有プロセス【例:工事管理システム】」が挙げられ、補助対象経費のソフトウェア購入費・クラウド利用料は業種を問わず広く対象となる。ただし募集要項・チラシのいずれにも「AI」の語自体は登場せず、AI活用を制度目的として明記した記載はないため usable=maybe とした。対象外経費として「一般市場に販売されていないもの。特定の顧客向けに限定されたもの」(対象外となる経費4)が明記されており、市販のAI搭載SaaS等は対象になり得る一方、自社専用にカスタム開発したAIシステムは対象外となる可能性がある

条件次第で使える可能性がありますが、断定はできません。この事業は募集要項「Ⅲ 事業内容(3)ステップ2 ICTツール導入助成」として、市が「作成した導入計画を実現するためのツール導入費用等を補助します。」という制度です。補助対象事業の【例】には「顧客対応、販売支援【例:予約管理】」「調達、供給在庫【例:在庫管理システム】」「決済、資金回収管理【例:POSレジ】」「会計、財務、経営【例:会計システム】」「総務、人事、給与【例:テレワーク】」「業種固有プロセス【例:工事管理システム】」の6区分が挙げられ、補助対象経費の「ソフトウェア購入費」「クラウド利用料」は業種を問わず幅広く対象になり得ます。しかし募集要項・チラシ・鹿児島市公式ページのいずれにも「AI」という語自体は一度も登場せず、AI活用を制度目的として明記した記載はありません。市販のAI搭載SaaS(例えばAI予約管理・AI在庫管理・AI会計システムなど)を上記の用途で導入する場合は「ICTツール」の枠内で対象になり得ますが、AIであること自体を理由に優遇や加点があるわけではない点に注意してください。加えて「【 対象外となる経費 】」の4番目には「一般市場に販売されていないもの。特定の顧客向けに限定されたもの」と明記されており、自社専用にカスタム開発したAIシステムは対象外になり得ます。もう一つ、申請の前提として必ず押さえておくべき点があります。この事業は「ステップ1:専門家派遣(課題抽出・導入計画策定)」を受けて導入計画を作成したうえで「ステップ2:ICTツール導入助成」を申請する2段構えの制度です。ステップ2の「①対象者」は「・ステップ1(専門家派遣)において、前年度または当年度に導入計画を作成した事業者」「・または、よろず支援拠点等の中小企業支援を行う関係支援機関の確認を受けて導入計画を作成した事業者」に限られており、ICTツール導入助成だけをいきなり単独で申請することはできません。

AI導入のどの費用が対象になるか

この制度は「PC・機器などハード」を対象経費として明記している。AI導入でかかる6つの費用項目について、この制度の対象経費の記載を3段階で示した図。AIツール・SaaSの利用料は記載あり・要確認。システム開発・カスタマイズは記載なし。導入時の研修・教育は記載なし。コンサルティング・専門家費用は記載なし。PC・機器などのハードウェアは対象と明記。クラウド・サーバなどのインフラ費用は記載あり・要確認。この制度は「PC・機器などハード」を対象経費として明記している。対象と明記記載あり・要確認記載なしAIツール・SaaS利用料記載あり・要確認システム開発・カスタマイズ記載なし導入時の研修・教育記載なしコンサル・専門家費用記載なしPC・機器などハード対象と明記クラウド・サーバ費用記載あり・要確認判定は公募情報に記載された対象経費の文面のみに基づく。記載なしは対象外の確定ではない。実際の可否は公募要領で確認が必要。

この制度は、PC・機器などのハードウェアを対象経費として明記しています。AIツール・SaaSの利用料、クラウド・サーバなどのインフラ費用は関連する記載があり要確認、システム開発・カスタマイズ、導入時の研修・教育、コンサルティング・専門家費用は該当する記載が見当たりません(記載がないことは対象外の確定ではありません)。

図の判定根拠(公募情報の「対象経費」の記載より)
  • AIツール・SaaSの利用料:記載あり・要確認 / 公募情報の対象経費より「ソフトウェア購入費:ソフトウェアの導入費用。月額、年額で使用料金が定められている形態の製品(サブスクリプション販売形式等…」
  • PC・機器などのハードウェア:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「ハードウェア購入費:POSレジ、モバイルPOSレジ、券売機の購入費用・パソコン、タブレット、プリンター及びそれらの複合機…」
  • クラウド・サーバなどのインフラ費用:記載あり・要確認 / 公募情報の対象経費より「クラウド利用料:クラウド利用料。2年分を上限に先払いしたものに限る。」
  • システム開発・カスタマイズ、導入時の研修・教育、コンサルティング・専門家費用:対象経費の記載に該当する語が見当たらない(対象外と確定したものではない)。

受付中(2026年9月30日まで)

※この表示は掲載中の公募期間(情報取得日 2026年8月13日)から算出しています。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

申請スケジュール

締切まで残り37日です。2026年8月24日現在、締切まで残り37日です。公募期間は2026年4月1日〜9月30日です。締切から逆算した準備の順序は、1. 要件確認・見積の取得、2. 事業計画の作成、3. 必要書類の準備、4. 申請書の提出(2026年9月30日まで)です。必要な日数は制度と事業者により異なるため、日付は示していません。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。締切まで残り37日です。2026年8月24日現在今日受付開始 2026年4月1日締切 2026年9月30日締切から逆算した準備の順序1要件確認・見積の取得2事業計画の作成3必要書類の準備4申請書の提出(2026年9月30日まで)必要な日数は制度と事業者により異なるため、日付は示していません。※掲載中の公募期間(情報取得 2026年8月13日)から算出しています。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

2026年8月24日現在、締切まで残り37日です。公募期間は2026年4月1日〜9月30日です。締切から逆算した準備の順序は、1. 要件確認・見積の取得、2. 事業計画の作成、3. 必要書類の準備、4. 申請書の提出(2026年9月30日まで)です。必要な日数は制度と事業者により異なるため、日付は示していません。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

鹿児島市中小企業等生産性向上支援事業(令和8年度・ICTツール導入助成)の制度概要

実施機関鹿児島市産業局産業振興部産業支援課(商業サービス業係)
区分市区町村(鹿児島県鹿児島市)
上限額50万円
補助率1/2以内(千円未満切捨て)。ただしハードウェア購入費に対する補助限度額は10万円。
対象経費
  • ソフトウェア購入費:ソフトウェアの導入費用。月額、年額で使用料金が定められている形態の製品(サブスクリプション販売形式等)及びその保守は、最大2年分が対象。(先払いに限る)
  • クラウド利用料:クラウド利用料。2年分を上限に先払いしたものに限る。
  • 導入関連費:設置費、作業料、マニュアル等作成費用等
  • ハードウェア購入費:POSレジ、モバイルPOSレジ、券売機の購入費用・パソコン、タブレット、プリンター及びそれらの複合機器
公募期間2026年4月1日〜2026年9月30日
ステータス公募中

出典: 公式サイト(鹿児島市産業局産業振興部産業支援課(商業サービス業係)) 情報取得日: 2026年8月13日
※最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

この制度が自社に使えるかの確認手順

うちが使えるかは、地域・対象・用途の3点を照らして確かめる。STEP1 地域: 対象地域は鹿児島県鹿児島市。事業所の所在地が鹿児島県鹿児島市にあるか STEP2 対象: 対象経費に自社の使いみちが含まれるか。クラウド利用料:クラウド利用料。2年分を上限に先払いしたものに限る。 / 導入関連費:設置費、作業料、マニュアル等作成費用等 / ほか2件(下の「制度概要」表に全件) STEP3 用途: 使いたい用途が次のどれかに当てはまるか。AI導入 / 業務改革 / 条件つきで使える可能性がある区分です。対象経費は公募要領で確認してください。 公募期間 2026年4月1日〜2026年9月30日(公募中) 要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領で確認する。うちが使えるかは、地域・対象・用途の3点を照らして確かめる。STEP 1地域対象地域は鹿児島県鹿児島市事業所の所在地が鹿児島県鹿児島市にあるかSTEP 2対象対象経費に自社の使いみちが含まれるかクラウド利用料:クラウド利用料。2年分を上限に先払いしたものに限る。導入関連費:設置費、作業料、マニュアル等作成費用等ほか2件(下の「制度概要」表に全件)STEP 3用途使いたい用途が次のどれかに当てはまるかAI導入業務改革条件つきで使える可能性がある区分です。対象経費は公募要領で確認してください。公募期間 2026年4月1日〜2026年9月30日(公募中)要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領で確認する。

この制度を自社で使えるかは、地域(対象地域は鹿児島県鹿児島市)、対象(対象経費に自社の使いみちが含まれるか)、用途(使いたい用途が次のどれかに当てはまるか)の3点を順に照らし合わせて確認します。要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領でご確認ください。

鹿児島市中小企業等生産性向上支援事業を使ったAI活用シナリオ

この制度はAI導入・業務改革の用途で活用できます。

小売業・サービス業: AI予約管理システムの導入費用をソフトウェア購入費として計上する

補助対象事業の【例】には「顧客対応、販売支援【例:予約管理】」が明記されています。AI搭載のクラウド型予約管理サービスを契約する場合、補助対象経費の「ソフトウェア購入費」区分には「ソフトウェアの導入費用。月額、年額で使用料金が定められている形態の製品(サブスクリプション販売形式等)及びその保守は、最大2年分が対象。(先払いに限る)」と明記されており、サブスクリプション型のAI予約管理サービスの利用料を最大2年分まとめて先払いすれば対象経費に計上できます。あわせてPOSレジと連携させる場合は「決済、資金回収管理【例:POSレジ】」の区分にも該当し得ますが、補助限度額は「50万円(ただし、ハードウェア購入費は10万円を上限とします)」とされており、ハードウェア分だけ別枠の上限が設けられている点に注意してください。この助成を受けるには前提として、ステップ1の専門家派遣で導入計画を作成しているか、よろず支援拠点等の確認を受けている必要があります。

卸売業・製造業: AI需要予測付き在庫管理クラウドと会計システムをクラウド利用料として計上する

補助対象事業の【例】には「調達、供給在庫【例:在庫管理システム】」「会計、財務、経営【例:会計システム】」が挙げられています。需要予測AIを組み込んだ在庫管理クラウドサービスや、仕訳を自動化するクラウド会計システムを導入する場合、補助対象経費の「クラウド利用料」区分「クラウド利用料。2年分を上限に先払いしたものに限る。」に該当し得ます。ただし「【 対象外となる経費 】」の4番目「一般市場に販売されていないもの。特定の顧客向けに限定されたもの」に該当する自社専用カスタムAIの開発は対象外です。あくまで一般に市販されているAI搭載SaaSを契約する場合に限られる点に注意してください。

建設業など業種固有プロセス: AI活用の工事管理システムを導入関連費とあわせて計上する

補助対象事業の【例】には「業種固有プロセス【例:工事管理システム】」が明記されており、写真管理や工程表作成をAIが支援する工事管理クラウドサービスの導入もこの区分に該当し得ます。ソフトウェア・クラウド利用料に加えて、設置や設定にかかる費用は「導入関連費」区分「設置費、作業料、マニュアル等作成費用等。」として計上できます。あわせて現場用タブレット等を導入する場合、注記には「補助対象経費となる有料のソフトウェアの導入またはクラウド利用料と併せて購入する場合に限り、導入関連費及びハードウェア購入費を補助対象経費とします。」とあり、タブレット単体だけを申請することはできません。

よくある質問

個人事業主でも申請できますか?

対象になり得ます。対象事業者は「鹿児島市内に本店又は主たる事務所を有する中小企業者等(個人事業主含む)(※)で一定の要件を満たすもの。」とされており、要件には「個人事業主の場合は市内に住民登録があること。」も明記されています。あわせて「同一事業を1年以上経営していること。」「政治団体又は宗教上の組織若しくは団体ではないこと。」「納期の到来している市税を完納していること。」「事業の効果測定などを目的とした事後調査に協力できること。」の全てを満たす必要があります。

いきなり「ICTツール導入助成」だけを申請できますか?

できません。ステップ2の「①対象者」は「・ステップ1(専門家派遣)において、前年度または当年度に導入計画を作成した事業者」「・または、よろず支援拠点等の中小企業支援を行う関係支援機関の確認を受けて導入計画を作成した事業者」のいずれかに限られています。まず専門家(ITコーディネーター)の派遣を受けて導入計画を作成するか、よろず支援拠点等の確認を受けて導入計画を作成しておく必要があります。

市販のAI搭載ソフトなら必ず対象になりますか?

断定はできません。募集要項・チラシ・公式ページのいずれにも「AI」という語自体は登場せず、AI活用を制度目的として明記した記載はありません。対象になり得るのは、あくまで「顧客対応、販売支援【例:予約管理】」など6区分の業務プロセス改善に資するICTツールとしての側面であり、AIであること自体を理由に優遇される制度ではありません。また「【 対象外となる経費 】」の4番目「一般市場に販売されていないもの。特定の顧客向けに限定されたもの」に該当する自社専用開発のAIシステムは対象外になり得ます。

過去に「小規模事業者ICT導入促進支援事業」の交付を受けたことがある場合は?

過去3年度以内に交付を受けている場合は対象外です。要件には「過去3年度以内に「小規模事業者ICT導入促進支援事業」の交付を受けていないもの。」と明記されています。なお留意事項には「令和7年度中に「小規模事業者ICT導入促進支援事業」でステップ1の専門家派遣を受けて導入計画書を作成し、令和8年度に補助対象者となった場合の補助金の限度額は30万円になります。」という経過措置も明記されており、専門家派遣のみ利用していた場合は限度額が通常の50万円ではなく30万円に下がる点に注意してください。

注意点

  • 募集期間は「第1次募集:令和8年4月1日(水曜日)~令和8年9月30日(水曜日)」「第2次募集:令和8年10月1日(木曜日)~令和8年12月25日(金曜日)」の2回です。「予算の執行状況によっては募集を予告なしで終了する場合があります。」とも明記されています。鹿児島市公式ページの掲載内容を2026年8月13日時点で確認しました。
  • 申請にあたり「ステップ1(専門家派遣)において、前年度または当年度に導入計画を作成した事業者」または「よろず支援拠点等の中小企業支援を行う関係支援機関の確認を受けて導入計画を作成した事業者」であることが前提条件です。導入計画がないままICTツール導入助成だけを申請することはできません。
  • 「補助金交付決定前に導入したICTツールは補助対象外となります。」と明記されています。見積・契約・導入のタイミングは交付決定後にする必要があります。
  • 対象外経費として「ECサイト制作費」「広告宣伝費、広告宣伝に類するもの」「ホームページ制作、WEBアプリ製作、スマートフォンアプリ製作、VR・AR用コンテンツ制作、デジタルサイネージ用コンテンツ制作、コンテンツ配信管理システム」「リース料金・レンタル料金」などが列挙されています。また「国又は県等の補助金を受ける事業は対象外です。」とも明記されているため、他の補助金と併用することはできません。
  • 過去3年度以内に「小規模事業者ICT導入促進支援事業」の交付を受けている場合は対象外です。令和7年度に同事業でステップ1の専門家派遣のみ受けていた場合、限度額が「30万円」に下がる経過措置があります。
  • 本記事は鹿児島市公式ページおよび募集要項PDF(2026年8月13日取得)に基づく解説であり、採択を保証するものではありません。最終判断は鹿児島市産業局産業振興部産業支援課(商業サービス業係)の公式情報で必ずご確認ください。
当方は補助金申請の代行は行いません(申請書類の作成代行は行政書士の独占業務です)。AI導入の設計・実装・定着の側を支援します。

公募要領・締切・要件は変更されることがあります。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。申請の可否や要件の最終判断は、必ず公式サイトの一次情報に基づいて行ってください。

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