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熊本市新製品・新技術研究開発事業助成金(令和8年度)でAI導入・AI研修はできるか

この記事の結論

結論:条件つきで使える可能性があります。熊本市新製品・新技術研究開発事業助成金(令和8年度)は、要件の組み方しだいでAI導入・AI研修の費用に充てられる可能性があります。

対象業種要件として公式ページに「大分類E製造業又は大分類G情報通信業の中分類39情報サービス業を営む者」が明記されており、情報サービス業(システム・ソフトウェア開発)による新製品・新技術研究開発(AI関連システム開発を含み得る)が対象になり得る。情報サービス業の場合は委託費・直接人件費の上限が「総事業費の2/3を超えない額」(製造業は1/3)と優遇されている。ただしページ内にAI・デジタル化の明示的な記載はなく、主眼は製造業中心の新製品・新技術開発助成であり、AI/DX専用の制度ではないため『maybe』判定とする

条件付きで使える可能性があります。本助成金は「成長が期待される産業分野(情報・通信、医療・福祉、環境、バイオテクノロジー、新製造技術)において、中小企業者等が実施する新製品・新技術の研究開発に必要な経費の一部を助成することにより、独自の優れた製品・技術をもつ企業の育成を図り、もって地域経済の活性化に資することを目的としています」という制度で、既存のAIツールを社内業務に導入する費用ではなく、自社が新しい製品・技術そのものを研究開発する費用が対象です。対象者は「日本標準産業分類(平成25年10月改定)における大分類E製造業又は大分類G情報通信業の中分類39情報サービス業を営む者」に限られており、AIを組み込んだシステム・サービスを自ら開発する情報サービス業の企業や、AI技術を用いた新製造技術の研究開発に取り組む製造業の企業であれば、この業種要件に該当し得ます。助成対象経費には「研究開発費{原材料費、構築物費、機械装置費、研究に必要な(汎用性のない)備品費、試作費、設計費、実験費、加工・開発費等}」「委託費」「直接人件費」等が明記されており、AI関連の試作・設計・実験にかかる人件費や外部委託費を計上できます。情報サービス業の場合は「委託費については、研究開発事業費の一部を委託する経費(総事業費の1/3を超えない額、情報サービス業においては総事業費の2/3を超えない額)」「直接人件費については、研究開発に直接関与する者の直接作業時間に係る人件費(総事業費の1/3を超えない額、情報サービス業においては総事業費の2/3を超えない額)」と、製造業より高い上限枠が設定されています。ただし出典ページ内に「AI」という語自体の明記はなく、主眼は製造業を中心とした新製品・新技術開発助成全般であるため、AI専用の制度ではない点に注意してください。助成率は1/2、限度額は新製品・新技術枠200万円・小規模企業重点枠100万円です。

AI導入のどの費用が対象になるか

この制度は「コンサル・専門家費用」「PC・機器などハード」を対象経費として明記している。AI導入でかかる6つの費用項目について、この制度の対象経費の記載を3段階で示した図。AIツール・SaaSの利用料は記載なし。システム開発・カスタマイズは記載あり・要確認。導入時の研修・教育は記載なし。コンサルティング・専門家費用は対象と明記。PC・機器などのハードウェアは対象と明記。クラウド・サーバなどのインフラ費用は記載なし。この制度は「コンサル・専門家費用」「PC・機器などハード」を対象経費として明記している。対象と明記記載あり・要確認記載なしAIツール・SaaS利用料記載なしシステム開発・カスタマイズ記載あり・要確認導入時の研修・教育記載なしコンサル・専門家費用対象と明記PC・機器などハード対象と明記クラウド・サーバ費用記載なし判定は公募情報に記載された対象経費の文面のみに基づく。記載なしは対象外の確定ではない。実際の可否は公募要領で確認が必要。

この制度は、コンサルティング・専門家費用、PC・機器などのハードウェアを対象経費として明記しています。システム開発・カスタマイズは関連する記載があり要確認、AIツール・SaaSの利用料、導入時の研修・教育、クラウド・サーバなどのインフラ費用は該当する記載が見当たりません(記載がないことは対象外の確定ではありません)。

図の判定根拠(公募情報の「対象経費」の記載より)
  • システム開発・カスタマイズ:記載あり・要確認 / 公募情報の対象経費より「委託費」
  • コンサルティング・専門家費用:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「専門家謝金」
  • PC・機器などのハードウェア:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「研究開発費(原材料費、構築物費、機械装置費、研究に必要な備品費、試作費、設計費、実験費、加工・開発費等)」
  • AIツール・SaaSの利用料、導入時の研修・教育、クラウド・サーバなどのインフラ費用:対象経費の記載に該当する語が見当たらない(対象外と確定したものではない)。

受付終了

2026年5月25日で終了(91日前)

※この表示は掲載中の公募期間(情報取得日 2026年8月12日)から算出しています。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

申請スケジュール

この公募は受付を終了しています。2026年8月24日現在、この公募は受付を終了しています。公募期間は2026年4月22日〜5月25日です。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。この公募は受付を終了しています。2026年8月24日現在今日受付開始 2026年4月22日受付終了 2026年5月25日※掲載中の公募期間(情報取得 2026年8月12日)から算出しています。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

2026年8月24日現在、この公募は受付を終了しています。公募期間は2026年4月22日〜5月25日です。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

熊本市新製品・新技術研究開発事業助成金(令和8年度)の制度概要

実施機関熊本市経済観光局産業部起業・新産業支援課
区分市区町村(熊本県熊本市)
上限額200万円
補助率1/2(新製品・新技術枠:上限200万円、小規模企業重点枠:上限100万円)
対象経費
  • 専門家謝金
  • 専門家等旅費
  • 職員旅費
  • 委託費
  • 研究開発費(原材料費、構築物費、機械装置費、研究に必要な備品費、試作費、設計費、実験費、加工・開発費等)
  • 直接人件費
公募期間2026年4月22日〜2026年5月25日 令和8年度
ステータス公募終了

出典: 公式サイト(熊本市経済観光局産業部起業・新産業支援課) 情報取得日: 2026年8月12日
※最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

この制度が自社に使えるかの確認手順

うちが使えるかは、地域・対象・用途の3点を照らして確かめる。STEP1 地域: 対象地域は熊本県熊本市。事業所の所在地が熊本県熊本市にあるか STEP2 対象: 対象経費に自社の使いみちが含まれるか。専門家謝金 / 専門家等旅費 / 職員旅費 / ほか3件(下の「制度概要」表に全件) STEP3 用途: 使いたい用途が次のどれかに当てはまるか。システム開発 / 条件つきで使える可能性がある区分です。対象経費は公募要領で確認してください。 公募期間 2026年4月22日〜2026年5月25日(公募終了) 要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領で確認する。うちが使えるかは、地域・対象・用途の3点を照らして確かめる。STEP 1地域対象地域は熊本県熊本市事業所の所在地が熊本県熊本市にあるかSTEP 2対象対象経費に自社の使いみちが含まれるか専門家謝金専門家等旅費職員旅費ほか3件(下の「制度概要」表に全件)STEP 3用途使いたい用途が次のどれかに当てはまるかシステム開発条件つきで使える可能性がある区分です。対象経費は公募要領で確認してください。公募期間 2026年4月22日〜2026年5月25日(公募終了)要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領で確認する。

この制度を自社で使えるかは、地域(対象地域は熊本県熊本市)、対象(対象経費に自社の使いみちが含まれるか)、用途(使いたい用途が次のどれかに当てはまるか)の3点を順に照らし合わせて確認します。要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領でご確認ください。

熊本市新製品・新技術研究開発事業助成金を使ったAI活用シナリオ

この制度はシステム開発の用途で活用できます。

情報サービス業: 自社開発のAIシステムを新製品として研究開発する

ソフトウェア・システム開発を営む情報サービス業(大分類G中分類39)の企業が、AIを組み込んだ新しい業務支援システムやサービスを自社製品として研究開発する構成です。対象経費の直接人件費(=「研究開発に直接関与する者の直接作業時間に係る人件費」)でエンジニアの開発工数を計上し、外部の専門家に一部設計・実験を委託する場合は「委託費」もあわせて使えます。情報サービス業は委託費・直接人件費とも総事業費の2/3を超えない額まで計上できるため、製造業(1/3)より研究開発の外部委託・人件費比率を高く設計しやすい制度です。限度額は新製品・新技術枠で200万円、助成率は1/2です。

製造業: AI検査機能を組み込んだ新製造技術・新製品を試作する

本助成金の対象産業分野には「新製造技術」が含まれており、大分類E製造業の企業が、画像認識AIなどによる検査・制御機能を組み込んだ新しい生産設備・製品の試作開発に取り組む構成が想定できます。対象経費の「研究開発費{原材料費、構築物費、機械装置費、研究に必要な(汎用性のない)備品費、試作費、設計費、実験費、加工・開発費等}」を使い、試作機の設計・実験・加工にかかる費用を計上します。ただし「機械、器具等の購入のための申請とみなされるもの」は採択できないと明記されているため、既製の機械を単に購入するだけの申請にならないよう、あくまで自社の研究開発の一環として事業計画を組み立てる必要があります。

小規模企業者: 小規模企業重点枠で小さくAI関連研究開発を始める

小規模企業重点枠は「小規模企業者のみが対象」で、限度額100万円・助成率1/2と新製品・新技術枠より小さい規模で申請できます。加えて「小規模企業重点枠での採択者には、別途、企業の課題に応じた専門家(中小企業診断士等)を派遣します。(派遣費用無料)」とされており、AI関連の研究開発テーマを持つ小規模な製造業・情報サービス業の事業者が、専門家の無料派遣を受けながら試作・検証を進める使い方に向いています。対象経費は新製品・新技術枠と同じ枠組み(研究開発費・委託費・直接人件費等)です。

よくある質問

ChatGPTなどの既存AIツールをクラウド契約して社内業務に導入する費用にも使えますか?

使えません。助成対象経費は「専門家への謝金、専門家等の旅費、職員旅費、委託費、研究開発費{原材料費、構築物費、機械装置費、研究に必要な(汎用性のない)備品費、試作費、設計費、実験費、加工・開発費等}、直接人件費、等」と明記されており、既存クラウドAIサービスの利用料やソフトウェア購入費はこの経費区分に列挙されていません。本制度はあくまで自社が新しい製品・技術を研究開発するための経費を助成する制度であり、既存AIツールを社内業務に導入する費用とは性質が異なります。

個人事業主でも申請できますか?

対象者は「熊本市内に主たる事業所(本社/本店、あるいは主要な工場、研究開発拠点)がある」「中小製造業者又は小規模企業者」等で、中小企業基本法上の中小企業者・小規模企業者には個人事業主も含まれ得ます。ただし「日本標準産業分類(平成25年10月改定)における大分類E製造業又は大分類G情報通信業の中分類39情報サービス業を営む者」という業種要件を満たす必要があります。

新製品・新技術枠と小規模企業重点枠はどう違いますか?

助成率はどちらも1/2ですが、限度額は新製品・新技術枠が200万円(採択予定2件)、小規模企業重点枠が100万円(採択予定3件)です。小規模企業重点枠は「小規模企業者のみが対象」で、採択者には別途、企業の課題に応じた専門家(中小企業診断士等)が無料で派遣される点が新製品・新技術枠と異なります。

次回(令和9年度)の公募はありますか?

令和8年度分の募集期間は「令和8年(2026年)4月22日(水)~令和8年(2026年)5月25日(月)」で、本調査時点(2026-08-12)ですでに終了しています。令和7年度も同名称で実施が確認されている毎年度公募の定番制度で、募集期間は例年4月下旬〜5月下旬という過去実績から、次回は令和9年度春頃の公募が見込まれます。ただしこれは過去実績からの推定であり、正式な次回公募の発表ではありません。最新情報は熊本市の公式ページで確認してください。

注意点

  • 令和8年度分の募集期間は2026年4月22日から2026年5月25日までで、本調査時点(2026-08-12)ですでに終了しています。次回(令和9年度)の公募時期・内容は本稿執筆時点で未発表であり、過去実績(例年4月下旬〜5月下旬の募集)からの推定にとどまります。最新の公募状況は熊本市の公式ページで必ず確認してください。
  • 対象業種は「大分類E製造業又は大分類G情報通信業の中分類39情報サービス業を営む者」に限定されています。小売業・一般的なサービス業などはこの業種要件に該当しない可能性が高いため、申請前に自社の業種区分を確認してください。
  • 「機械、器具等の購入のための申請とみなされるもの」「既に助成対象事業が完成したものとみなされるもの」は採択できないと明記されています。また「国、他の地方公共団体等の補助金を同時に受けている事業は対象外」で、「申請は1者(事業者)につき1件まで」です。
  • 助成金は「事業終了後、実績報告書の提出、審査及び実地調査をもって確定し交付」される仕組みです。対象事業実施期間は採択日(6月予定の審査会で採択)から令和9年(2027年)2月末日までとされています。
  • 本記事は公開情報(熊本市公式ウェブサイト・2026年8月12日取得)に基づく解説であり、採択を保証するものではありません。最終判断は熊本市の交付要綱・募集案内・審査基準でご確認ください。
当方は補助金申請の代行は行いません(申請書類の作成代行は行政書士の独占業務です)。AI導入の設計・実装・定着の側を支援します。

公募要領・締切・要件は変更されることがあります。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。申請の可否や要件の最終判断は、必ず公式サイトの一次情報に基づいて行ってください。

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