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松江市デジタル化支援事業補助金でAI導入・AI研修はできるか

この記事の結論

結論:条件つきで使える可能性があります。松江市デジタル化支援事業補助金は、要件の組み方しだいでAI導入・AI研修の費用に充てられる可能性があります。

対象事業は「製品製造に必要な業務や製造工程を管理する業務をデジタル化するために必要なソフトウェア等又はIoTデバイスを導入する取組」及び「業務効率化を目的として製造工程に関連しない業務をデジタル化するために必要なソフトウェア等を導入する取組」であり、対象経費の説明で「ソフトウェア等」は「ソフトウェア又はクラウドサービスを言います。該当例 パッケージシステム、CAD、CAM、会計ソフト、受発注システムなど」と定義されている。AIという語句自体は交付要綱・実施要領・ホームページ本文のいずれにも記載がなく、該当例もAI特化ではないため、AI活用ソフトウェア・クラウドサービスの導入が対象経費の範囲に含まれ得るかは条文上明記されておらず判断不可(usable=maybe)

条件付きで使える可能性があります。松江市デジタル化支援事業補助金の目的は「この制度は、市内製造業者が、受注の拡大、生産及び業務の効率化を図るために必要なソフトウェア等及びIoTデバイスを導入する際の経費の一部を補助することにより、市内製造業者の生産性の向上及び経営体質の強化に資することを目的とします。」とされ、対象事業は「製品製造に必要な業務や製造工程を管理する業務をデジタル化するために必要なソフトウェア等又はIoTデバイスを導入する取組」(製造現場デジタル化支援事業)と「業務効率化を目的として製造工程に関連しない業務をデジタル化するために必要なソフトウェア等を導入する取組」(省力化実践支援事業)の2区分です。対象経費でいう「ソフトウェア等」は「ソフトウェア又はクラウドサービスを言います。該当例 パッケージシステム、CAD、CAM、会計ソフト、受発注システムなど」と定義されていますが、AIという語句自体は実施要領・交付要綱・市ホームページ本文のいずれにも記載がなく、該当例もAI特化のツールではありません。したがって、生成AIやAI搭載のクラウドサービス・ソフトウェアの導入もこの「ソフトウェア等」の定義に文言上は当てはまり得ますが、AI活用そのものが対象要件として明記されているわけではないため、AIツールだからという理由で確実に対象になるとは言い切れません。加えてこの制度は「市内製造業者」限定であり、対象者要件の1つに「「日本標準産業分類」(令和5年総務省告示第256号)に定める製造業を主たる事業としているもの」があるため、製造業以外の事業者はそもそも対象外です。

AI導入のどの費用が対象になるか

この制度は「AIツール・SaaS利用料」「システム開発・カスタマイズ」ほか1項目を対象経費として明記している。AI導入でかかる6つの費用項目について、この制度の対象経費の記載を3段階で示した図。AIツール・SaaSの利用料は対象と明記。システム開発・カスタマイズは対象と明記。導入時の研修・教育は対象と明記。コンサルティング・専門家費用は記載あり・要確認。PC・機器などのハードウェアは記載なし。クラウド・サーバなどのインフラ費用は記載あり・要確認。この制度は「AIツール・SaaS利用料」「システム開発・カスタマイズ」ほか1項目を対象経費として明記している。対象と明記記載あり・要確認記載なしAIツール・SaaS利用料対象と明記システム開発・カスタマイズ対象と明記導入時の研修・教育対象と明記コンサル・専門家費用記載あり・要確認PC・機器などハード記載なしクラウド・サーバ費用記載あり・要確認判定は公募情報に記載された対象経費の文面のみに基づく。記載なしは対象外の確定ではない。実際の可否は公募要領で確認が必要。

この制度は、AIツール・SaaSの利用料、システム開発・カスタマイズ、導入時の研修・教育を対象経費として明記しています。コンサルティング・専門家費用、クラウド・サーバなどのインフラ費用は関連する記載があり要確認、PC・機器などのハードウェアは該当する記載が見当たりません(記載がないことは対象外の確定ではありません)。

図の判定根拠(公募情報の「対象経費」の記載より)
  • AIツール・SaaSの利用料、導入時の研修・教育:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「ソフトウェア及びIoTデバイス購入費、クラウドサービス利用料、ソフトウェア等及びIoTデバイスの設定費、ソフトウェア等及…」
  • システム開発・カスタマイズ:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「ソフトウェア改修に要する委託費(製造現場デジタル化支援事業)」
  • コンサルティング・専門家費用:記載あり・要確認 / 公募情報の対象経費より「ソフトウェア改修に要する委託費(製造現場デジタル化支援事業)」
  • クラウド・サーバなどのインフラ費用:記載あり・要確認 / 公募情報の対象経費より「ソフトウェア及びIoTデバイス購入費、クラウドサービス利用料、ソフトウェア等及びIoTデバイスの設定費、ソフトウェア等及…」
  • PC・機器などのハードウェア:対象経費の記載に該当する語が見当たらない(対象外と確定したものではない)。

受付中(2027年3月31日まで)

※この表示は掲載中の公募期間(情報取得日 2026年8月13日)から算出しています。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

申請スケジュール

締切まで残り219日です。2026年8月24日現在、締切まで残り219日です。公募期間は2026年4月1日〜2027年3月31日です。締切から逆算した準備の順序は、1. 要件確認・見積の取得、2. 事業計画の作成、3. 必要書類の準備、4. 申請書の提出(2027年3月31日まで)です。必要な日数は制度と事業者により異なるため、日付は示していません。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。締切まで残り219日です。2026年8月24日現在今日受付開始 2026年4月1日締切 2027年3月31日締切から逆算した準備の順序1要件確認・見積の取得2事業計画の作成3必要書類の準備4申請書の提出(2027年3月31日まで)必要な日数は制度と事業者により異なるため、日付は示していません。※掲載中の公募期間(情報取得 2026年8月13日)から算出しています。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

2026年8月24日現在、締切まで残り219日です。公募期間は2026年4月1日〜2027年3月31日です。締切から逆算した準備の順序は、1. 要件確認・見積の取得、2. 事業計画の作成、3. 必要書類の準備、4. 申請書の提出(2027年3月31日まで)です。必要な日数は制度と事業者により異なるため、日付は示していません。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

松江市デジタル化支援事業補助金の制度概要

実施機関松江市産業経済部ものづくり産業支援センター
区分市区町村(島根県松江市)
上限額80万円
補助率補助対象経費に下表の補助率を乗じた額(1,000円未満切り捨て)。(1)製造現場デジタル化支援事業:補助率1/2、上限額80万円。(2)省力化実践支援事業:補助率1/2、上限額20万円。※(1)及び(2)の事業において、「松江市IT活用アドバイザー派遣事業」を利用し、当該助言に基づくソフトウェア等の導入若しくはソフトウェアの改修、又はIoTデバイスの導入の場合は、補助率を補助対象経費の3分の2の額(1,000円未満切捨て)とします。
対象経費
  • ソフトウェア及びIoTデバイス購入費、クラウドサービス利用料、ソフトウェア等及びIoTデバイスの設定費、ソフトウェア等及びIoTデバイス利用のための研修費(製造現場デジタル化支援事業)
  • ソフトウェア改修に要する委託費(製造現場デジタル化支援事業)
  • ソフトウェア購入費、クラウドサービス利用料、ソフトウェア等の設定費、ソフトウェア等利用のための研修費(省力化実践支援事業)
公募期間2026年4月1日〜2027年3月31日
ステータス公募中

出典: 公式サイト(松江市産業経済部ものづくり産業支援センター) 情報取得日: 2026年8月13日
※最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

この制度が自社に使えるかの確認手順

うちが使えるかは、地域・対象・用途の3点を照らして確かめる。STEP1 地域: 対象地域は島根県松江市。事業所の所在地が島根県松江市にあるか STEP2 対象: 対象経費に自社の使いみちが含まれるか。ソフトウェア改修に要する委託費(製造現場デジタル化支援事業) / ほか2件(下の「制度概要」表に全件) STEP3 用途: 使いたい用途が次のどれかに当てはまるか。システム開発 / 業務改革 / 条件つきで使える可能性がある区分です。対象経費は公募要領で確認してください。 公募期間 2026年4月1日〜2027年3月31日(公募中) 要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領で確認する。うちが使えるかは、地域・対象・用途の3点を照らして確かめる。STEP 1地域対象地域は島根県松江市事業所の所在地が島根県松江市にあるかSTEP 2対象対象経費に自社の使いみちが含まれるかソフトウェア改修に要する委託費(製造現場デジタル化支援事業)ほか2件(下の「制度概要」表に全件)STEP 3用途使いたい用途が次のどれかに当てはまるかシステム開発業務改革条件つきで使える可能性がある区分です。対象経費は公募要領で確認してください。公募期間 2026年4月1日〜2027年3月31日(公募中)要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領で確認する。

この制度を自社で使えるかは、地域(対象地域は島根県松江市)、対象(対象経費に自社の使いみちが含まれるか)、用途(使いたい用途が次のどれかに当てはまるか)の3点を順に照らし合わせて確認します。要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領でご確認ください。

松江市デジタル化支援事業補助金を使ったAI活用シナリオ

この制度は業務改革・システム開発の用途で活用できます。

製造業(製造現場): AI搭載のCAD/CAMや受発注システムを製造工程のデジタル化に導入する

対象事業の1つ「製造現場デジタル化支援事業」は「製品製造に必要な業務や製造工程を管理する業務をデジタル化するために必要なソフトウェア等又はIoTデバイスを導入する取組」と定義され、対象経費は「ソフトウェア及びIoTデバイス購入費、クラウドサービス利用料、ソフトウェア等及びIoTデバイスの設定費、ソフトウェア等及びIoTデバイス利用のための研修費」です。「ソフトウェア等」の該当例には「パッケージシステム、CAD、CAM、会計ソフト、受発注システムなど」が挙げられており、AI機能を搭載したCAD/CAMソフトや、AIによる需要予測機能を持つ受発注システムの導入費もこの経費区分に含まれ得ます。補助率は「補助対象経費に下表の補助率を乗じた額(1,000円未満切り捨て)」で、製造現場デジタル化支援事業の補助率は1/2、上限額は80万円です。ただしAI機能の有無が採否の判断基準として明記されているわけではなく、あくまで製造業務・製造工程のデジタル化に資するソフトウェア等かどうかで判断される制度設計である点に留意してください。

製造業(バックオフィス): 会計・事務処理へのAIクラウドサービス導入を「省力化実践支援事業」で申請する

「省力化実践支援事業」は「業務効率化を目的として製造工程に関連しない業務をデジタル化するために必要なソフトウェア等を導入する取組」と定義され、対象経費は「ソフトウェア購入費、クラウドサービス利用料、ソフトウェア等の設定費、ソフトウェア等利用のための研修費」です。「ソフトウェア等」の該当例に「会計ソフト」が明記されているため、AI搭載の会計クラウドサービスで経理業務の一部を自動化する場合もこの枠に該当し得ます。ただしこちらの補助率も1/2、上限額は製造現場デジタル化支援事業より低い20万円です。またクラウドサービス利用料は「当該サービス利用開始年度に限り補助対象経費とし、交付決定から当該年度の3月31日までに支払いを完了した経費とする。」とされているため、複数年契約のうち補助対象になるのは利用開始年度の支払い分に限られる点に注意してください。

製造業全般: 松江市IT活用アドバイザー派遣事業の助言を経てAI導入すれば補助率が2/3に上がる

実施要領・交付要綱には「(1)及び(2)の事業において、「松江市IT活用アドバイザー派遣事業」を利用し、当該助言に基づくソフトウェア等の導入若しくはソフトウェアの改修、又はIoTデバイスの導入(以下「IT等の導入又は改修」という。)の場合は、補助率を補助対象経費の3分の2の額(1,000円未満切捨て)とします。」と明記されています。専門家派遣事業を先に利用し、その助言に基づいてAI搭載ソフトウェア等やIoTデバイスを導入すれば、通常1/2の補助率が3分の2まで引き上げられる可能性があります。ただしIT活用アドバイザー派遣事業の利用は必須要件ではなく、あくまで補助率を引き上げるための任意の選択肢です。利用しなくても製造現場デジタル化支援事業・省力化実践支援事業のいずれかに該当すれば申請自体は可能ですが、その場合の補助率は1/2にとどまります。

よくある質問

AI搭載のツールなら必ず対象になりますか?

必ず対象になるとは限りません。対象経費でいう「ソフトウェア等」は「ソフトウェア又はクラウドサービスを言います。該当例 パッケージシステム、CAD、CAM、会計ソフト、受発注システムなど」と定義されていますが、AIという語句自体は実施要領・交付要綱のいずれにも記載がありません。したがってAI搭載かどうかにかかわらず、製造業務や製造工程(あるいは業務効率化)のデジタル化に資する「ソフトウェア等」またはIoTデバイスに該当するかどうかで判断される制度設計であり、AI機能があることを理由に優遇されるわけではありません。

個人事業主でも申請できますか?

対象者要件は「中小企業支援法(昭和38年法律第147号)第2条第1項に規定する中小企業者のうち、次のいずれかに該当するもの ア 市内に本社を有するもの イ 市内に製造拠点を有するもの」「「日本標準産業分類」(令和5年総務省告示第256号)に定める製造業を主たる事業としているもの」「市税を滞納していないもの」の3つです。個人事業主が「中小企業者」に含まれるかどうかは実施要領・交付要綱に明記がなく、確認できませんでした。申請にあたっては松江市産業経済部ものづくり産業支援センターの公式ページで直接ご確認ください。

パソコン単体の購入にも使えますか?

対象になりません。IoTデバイスは「ネットワークに接続し、専らデータの収集を行うためのデバイスを言います。ただし、パソコンやタブレット、スマートウォッチのような汎用性の高いものは除きます。」と定義されており、パソコンやタブレットは明示的に除外されています。対象経費の「ソフトウェア及びIoTデバイス購入費」等もソフトウェア等・IoTデバイスの導入に伴う経費であり、ハードウェア単体の購入費用は想定されていません。

同じ年度に他の補助金と併用できますか?

できません。「同様の趣旨の補助金等を受けている事業は対象外です。」と明記されており、交付要綱にも「この補助金と同様の趣旨の他の補助金等の交付を受けている事業を除く。」とあります。また「同一年度内における補助事業者に対する補助金の交付は、それぞれの事業につき1回を限度とします。」とされているため、同一年度内に製造現場デジタル化支援事業・省力化実践支援事業それぞれで複数回申請することもできません。

注意点

  • 申請受付期間は実施要領に「令和8年4月1日から令和9年3月31日まで ※予算がなくなり次第受付を終了します。」と明記されています(先着順・予算到達で受付終了)。松江市公式ページの本ページは「更新日:2026年04月01日」と表示されており、2026年8月13日にこの内容を取得し確認しました。
  • 同様の趣旨の他制度との重複と年度内の申請回数には制限があります。「同様の趣旨の補助金等を受けている事業は対象外です。」「同一年度内における補助事業者に対する補助金の交付は、それぞれの事業につき1回を限度とします。」と明記されています。
  • 対象者は「市内製造業者」限定です。対象者要件の1つに「「日本標準産業分類」(令和5年総務省告示第256号)に定める製造業を主たる事業としているもの」があり、製造業以外を主たる事業とする事業者はそもそも対象外です。
  • 実施要領は「最終の事業完了日」を「令和9年3月31日」と定めています。「この日以内で、経費の精算を含めた事業の全ての手続きを完了できる事業が補助対象です。」「約束手形や電子記録債権等はその決済も含め上述の日までに完了する必要があります。」との注記もあり、決済手段によっては早めの着手が必要です。
  • クラウドサービス利用料は「当該サービス利用開始年度に限り補助対象経費とし、交付決定から当該年度の3月31日までに支払いを完了した経費とする。」とされているため、複数年契約のうち補助対象になるのは利用開始年度の支払い分に限られます。
  • 本記事は松江市公式ページおよび実施要領・交付要綱PDF(2026年8月13日取得)に基づく解説であり、採択を保証するものではありません。募集要領・交付要綱の詳細は松江市産業経済部ものづくり産業支援センターの公式ページで必ずご確認ください。
当方は補助金申請の代行は行いません(申請書類の作成代行は行政書士の独占業務です)。AI導入の設計・実装・定着の側を支援します。

公募要領・締切・要件は変更されることがあります。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。申請の可否や要件の最終判断は、必ず公式サイトの一次情報に基づいて行ってください。

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