結論:使えます。中小企業賃上げ環境整備支援補助金は、AI導入・AI研修の費用に活用できる制度です。
対象経費に「システム構築費」「クラウド利用費」「外注費」が明記されており、省力化目的のAIシステム導入・構築に使える。ただし賃上げ(給与支給総額 前年同月比2.9%以上増)が交付条件
使えます。奈良県の中小企業賃上げ環境整備支援補助金は、対象経費として「省力化や収益力向上に資する設備投資、システム構築費、クラウド利用費、外注費、広告宣伝費など」が明記されており、省力化を目的としたAIシステムの構築費・クラウド型AIツールの利用費・開発の外注費に充てられます。補助率は中小企業1/2以内・小規模事業者2/3以内、補助額は下限50万円〜上限500万円です。ただし賃上げが交付の条件で、「実績報告時における直近1か月分の給与支給総額を、令和8年3月と比べて2.9%以上増加させること」が求められます。また「持続的な賃上げの取組について、商工会議所または商工会の支援を受けていること」が必須条件です。申請受付期間は「令和8年5月26日(火曜日)から令和8年7月31日(金曜日)まで」でした〔2026年7月31日時点〕。
この制度は、AIツール・SaaSの利用料、システム開発・カスタマイズ、PC・機器などのハードウェアを対象経費として明記しています。コンサルティング・専門家費用、クラウド・サーバなどのインフラ費用は関連する記載があり要確認、導入時の研修・教育は該当する記載が見当たりません(記載がないことは対象外の確定ではありません)。
受付終了
2026年7月31日で終了(24日前)
※この表示は掲載中の公募期間(情報取得日 2026年7月30日)から算出しています。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。
2026年8月24日現在、この公募は受付を終了しています。公募期間は2026年5月26日〜7月31日です。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。
| 実施機関 | 奈良県(事務局:奈良県商工会連合会内) |
|---|---|
| 区分 | 都道府県(奈良県) |
| 上限額 | 500万円 |
| 補助率 | 1/2(中小企業)/2/3(小規模事業者) |
| 対象経費 |
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| 公募期間 | 2026年5月26日〜2026年7月31日 令和8年度 |
| ステータス | 公募終了 |
出典: 公式サイト(奈良県(事務局:奈良県商工会連合会内)) 情報取得日: 2026年7月30日
※最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。
この制度を自社で使えるかは、地域(対象地域は奈良県)、対象(対象経費に自社の使いみちが含まれるか)、用途(使いたい用途が次のどれかに当てはまるか)の3点を順に照らし合わせて確認します。要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領でご確認ください。
この制度はAI導入・システム開発・業務改革の用途で活用できます。
FAXや電話で受けている注文の内容をAI-OCRと生成AIで読み取り、基幹システムへ自動転記する仕組みを構築する使い方です。構築を外部ベンダーに委託する費用は対象経費の「システム構築費」「外注費」に、読み取りエンジンやデータ基盤をクラウドで利用する費用は「クラウド利用費」に該当しうる構成です。事務担当の入力作業を削減した分を製造・検品など付加価値業務に振り向け、生産性向上と賃上げ原資の確保を同時に狙う、この補助金の趣旨(省力化・収益力向上×賃上げ)に沿った組み立てができます。
見積書・報告書の下書き作成や問い合わせ対応の一次回答をクラウド型の生成AIサービスで省力化する使い方です。ツールの利用料は「クラウド利用費」、自社業務に合わせたプロンプト設計・社内システムとの接続を専門事業者へ委託する費用は「外注費」として組み込む構成が考えられます。単なるツール契約で終わらせず、どの業務を何時間削減するかを賃上げ計画(令和8年3月比2.9%以上)とセットで事業計画に落とし込むことが重要です。
画像認識AIによる検品装置や自動搬送機など、AIを搭載した省力化設備の導入費を「設備投資」として申請し、あわせて省力化で生まれた供給余力を売上につなげるための「広告宣伝費」を組み合わせる使い方です。省力化(コスト側)と収益力向上(売上側)の両面を1つの事業計画にまとめられるのが、対象経費の幅が広いこの補助金の特長です。
対象経費として明記されているのは「省力化や収益力向上に資する設備投資、システム構築費、クラウド利用費、外注費、広告宣伝費など」で、研修費・人材育成費の記載はありません。研修単体での申請は難しいと考えられます。研修が目的なら別の助成制度の検討をおすすめします。最終的な可否は公募要領と事務局への確認で判断してください。
「実績報告時における直近1か月分の給与支給総額を、令和8年3月と比べて2.9%以上増加させること」が要件です。補助金をもらってから考えるのではなく、申請段階で賃上げ原資まで含めた計画を立てておく必要があります。
対象は「補助金交付要綱で定める中小企業等」とされており、県の案内ページには個人事業主の可否の明記がありません。小規模事業者には補助率2/3以内の優遇があるため、個人事業主の方は交付要綱の定義を確認するか、事務局(奈良県商工会連合会内)へ問い合わせてください。
「持続的な賃上げの取組について、商工会議所または商工会の支援を受けていること」が必須条件とされています。会員資格そのものの要否は案内ページに明記がないため、まずは所在地の商工会議所・商工会に支援を受けられるか相談するのが実務的な第一歩です。
対象になるのは「交付決定日以降~令和8年12月25日(金曜日)までに購入、設置・導入し、支払いが完了した経費」です。交付決定日は令和8年8月中旬予定とされており、交付決定前の発注・支払いは対象外になるため、スケジュール設計に注意してください。
当方は補助金申請の代行は行いません(申請書類の作成代行は行政書士の独占業務です)。AI導入の設計・実装・定着の側を支援します。
公募要領・締切・要件は変更されることがあります。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。申請の可否や要件の最終判断は、必ず公式サイトの一次情報に基づいて行ってください。