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吹田市中小企業デジタル化促進補助金でAI導入・AI研修はできるか

この記事の結論

結論:使えます。吹田市中小企業デジタル化促進補助金は、AI導入・AI研修の費用に活用できる制度です。

制度概要(趣旨)に「生産性向上や事業継続力強化を目的として、専門家の支援(IT相談)を受け事業所内のデジタル化を行う中小企業者に対する経費の補助を行うに当たって、補助対象者を募集します。」と明記され、制度概要(補助対象事業)に「専門家の支援(IT相談)を受けて、市内事業所内においてデジタル化を実施する事業。」とあり、募集要項『3 補助対象事業』(1)には同趣旨で「専門家の支援(IT 相談)を受けて市内事業所のデジタル化を行う事業が補助対象です。」と規定されている。補助対象経費(募集要項P4)は「①ソフトウェアの購入費用」「②情報システムの構築又は改修に係る外注・委託費用」「③クラウド型システム・ソフトウェアの利用料」「④①~③の導入に伴う機器の購入費」「⑤①~④の導入に伴う初期設定、指導料等のサポート費用」であり、対象経費にソフトウェア・情報システム・クラウドサービスの導入費用が明示的に含まれるため、AIを活用したソフトウェア・システムの新規導入にも活用しうる制度である。ただし「単なる保守や増設を行う事業」(例:既に導入しているソフトウェアの軽微なバージョンアップ、ライセンス追加など)及び「業務の改善を伴わない、広告宣伝を行う事業」(例:ECサイトへの出店やインターネット広告掲載など)は補助対象外と明記されており、既存ツールの保守更新や広告目的の利用は対象外。また「専門家の支援(IT相談)を受ける前に、この補助金の交付を受けることはできません。」とあり、吹田市が派遣する中小企業診断士による無料のIT相談(申込み要、1事業者・1年度につき2回上限)を先に受けることが交付申請の前提要件となっている

条件付きで使えます。吹田市中小企業デジタル化促進補助金は、AI導入に特化した制度ではなく、市内中小企業の「デジタル化」全般に経費補助を行う制度です。制度の趣旨には「生産性向上や事業継続力強化を目的として、専門家の支援(IT相談)を受け事業所内のデジタル化を行う中小企業者に対する経費の補助を行うに当たって、補助対象者を募集します。」とあり、補助対象経費(募集要項P4)は「① ソフトウェアの購入費用」「② 情報システムの構築又は改修に係る外注・委託費用」「③ クラウド型システム・ソフトウェアの利用料」「④ ①~③の導入に伴う機器の購入費」「⑤ ①~④の導入に伴う初期設定、指導料等のサポート費用」の5項目です。AIを組み込んだ業務ソフトの購入やクラウド型AIサービスの利用料、それらの導入に伴う外注費・初期設定費もこの枠組みに含まれ得ます。もっとも重要な前提条件があり、募集要項「3 補助対象事業(3)注意事項」には「専門家の支援(IT相談)を受ける前に、この補助金の交付を受けることはできません。」と明記されています。この「専門家の支援(IT相談)」とは、吹田市が派遣する中小企業診断士が市内事業所を訪問して行う経営相談(無料、申込み要、1事業者・1年度につき2回上限)を指し、AIツールを自由に選んで即申請できる制度ではなく、専門家相談を先に受けたうえで交付申請するという順序を踏む必要があります。2026年8月13日時点で市公式ページを確認したところ、ページタイトルに「中小企業デジタル化促進補助金【令和8年度のIT相談の受付は終了しました】」とあり、本文にも「多数のお申込みをいただき、令和8年度の新規のIT相談の受付は終了しました。令和9年度の予定は未定です。今後の予定が決まりましたら、このページなどで御案内いたします。」と記載されていました。

AI導入のどの費用が対象になるか

この制度は「AIツール・SaaS利用料」「システム開発・カスタマイズ」ほか1項目を対象経費として明記している。AI導入でかかる6つの費用項目について、この制度の対象経費の記載を3段階で示した図。AIツール・SaaSの利用料は対象と明記。システム開発・カスタマイズは対象と明記。導入時の研修・教育は記載なし。コンサルティング・専門家費用は記載あり・要確認。PC・機器などのハードウェアは対象と明記。クラウド・サーバなどのインフラ費用は記載なし。この制度は「AIツール・SaaS利用料」「システム開発・カスタマイズ」ほか1項目を対象経費として明記している。対象と明記記載あり・要確認記載なしAIツール・SaaS利用料対象と明記システム開発・カスタマイズ対象と明記導入時の研修・教育記載なしコンサル・専門家費用記載あり・要確認PC・機器などハード対象と明記クラウド・サーバ費用記載なし判定は公募情報に記載された対象経費の文面のみに基づく。記載なしは対象外の確定ではない。実際の可否は公募要領で確認が必要。

この制度は、AIツール・SaaSの利用料、システム開発・カスタマイズ、PC・機器などのハードウェアを対象経費として明記しています。コンサルティング・専門家費用は関連する記載があり要確認、導入時の研修・教育、クラウド・サーバなどのインフラ費用は該当する記載が見当たりません(記載がないことは対象外の確定ではありません)。

図の判定根拠(公募情報の「対象経費」の記載より)
  • AIツール・SaaSの利用料:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「ソフトウェアの購入費用」
  • システム開発・カスタマイズ:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「情報システムの構築又は改修に係る外注・委託費用」
  • コンサルティング・専門家費用:記載あり・要確認 / 公募情報の対象経費より「情報システムの構築又は改修に係る外注・委託費用」
  • PC・機器などのハードウェア:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「①~③の導入に伴う機器の購入費」
  • 導入時の研修・教育、クラウド・サーバなどのインフラ費用:対象経費の記載に該当する語が見当たらない(対象外と確定したものではない)。

吹田市中小企業デジタル化促進補助金の制度概要

実施機関吹田市都市魅力部地域経済振興室企業振興担当
区分市区町村(大阪府吹田市)
上限額20万円
補助率補助率:補助対象経費の2分の1以内(上限 20 万円)。補助金の交付は、1事業者につき1回限りとします。1,000 円未満の端数を切り捨てた額とします。
対象経費
  • ソフトウェアの購入費用
  • 情報システムの構築又は改修に係る外注・委託費用
  • クラウド型システム・ソフトウェアの利用料
  • ①~③の導入に伴う機器の購入費
  • ①~④の導入に伴う初期設定、指導料等のサポート費用
公募期間
ステータス公募終了

出典: 公式サイト(吹田市都市魅力部地域経済振興室企業振興担当) 情報取得日: 2026年8月13日
※最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

この制度が自社に使えるかの確認手順

うちが使えるかは、地域・対象・用途の3点を照らして確かめる。STEP1 地域: 対象地域は大阪府吹田市。事業所の所在地が大阪府吹田市にあるか STEP2 対象: 対象経費に自社の使いみちが含まれるか。ソフトウェアの購入費用 / 情報システムの構築又は改修に係る外注・委託費用 / クラウド型システム・ソフトウェアの利用料 / ほか2件(下の「制度概要」表に全件) STEP3 用途: 使いたい用途が次のどれかに当てはまるか。AI導入 / システム開発 / 業務改革 公募期間は公式サイトで確認 要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領で確認する。うちが使えるかは、地域・対象・用途の3点を照らして確かめる。STEP 1地域対象地域は大阪府吹田市事業所の所在地が大阪府吹田市にあるかSTEP 2対象対象経費に自社の使いみちが含まれるかソフトウェアの購入費用情報システムの構築又は改修に係る外注・委託費クラウド型システム・ソフトウェアの利用料ほか2件(下の「制度概要」表に全件)STEP 3用途使いたい用途が次のどれかに当てはまるかAI導入システム開発業務改革公募期間は公式サイトで確認要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領で確認する。

この制度を自社で使えるかは、地域(対象地域は大阪府吹田市)、対象(対象経費に自社の使いみちが含まれるか)、用途(使いたい用途が次のどれかに当てはまるか)の3点を順に照らし合わせて確認します。要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領でご確認ください。

吹田市中小企業デジタル化促進補助金を使ったAI活用シナリオ

この制度はAI導入・業務改革・システム開発の用途で活用できます。

小売業・個人事業主: 業務用ソフトウェアを新規購入し、購入費と初期設定・指導料をあわせて申請する

補助対象経費①「ソフトウェアの購入費用」と⑤「①~④の導入に伴う初期設定、指導料等のサポート費用」を組み合わせる使い方です。AI機能を持つ会計・在庫管理・顧客管理などのソフトウェアを購入し、導入時の初期設定や操作指導をあわせて業者に依頼する場合、この2項目が対象経費になります。補助対象者は「中小企業者(個人事業主を含む。)であること。」「市内に主たる事業所を有していること。」「創業後 1 年以上の事業実績があること。」を全て満たす必要があり、個人事業主も対象に含まれます。補助率は「補助対象経費の2分の1以内(上限 20 万円)」で、1,000 円未満の端数は切り捨てられます。

サービス業: クラウド型のAI搭載ツールをサブスクリプションで導入し、③の利用料を対象経費にする

補助対象経費③「クラウド型システム・ソフトウェアの利用料」を使う類型です。募集要項には「※ サブスクリプションによるクラウド型システム・ソフトウェア利用料は補助対象。」と明記されており、月額課金型のAIチャットボットや議事録自動作成ツールなどの利用料も対象経費になり得ます。ただし③には「※ 利用開始から 1 年間分を補助対象経費算入の上限とします。」という上限があるため、契約期間が複数年にわたる場合でも補助対象になるのは最初の1年間分に限られます。あわせて⑤の初期設定・指導料もサポート費用として計上できます。

製造業・卸売業: 既存の情報システムにAI機能を追加改修し、外注費と機器購入費を対象経費にする

補助対象経費②「情報システムの構築又は改修に係る外注・委託費用」と④「①~③の導入に伴う機器の購入費」を組み合わせる類型です。受発注管理や生産管理などの既存システムに、外部のシステム開発事業者へ委託してAIによる需要予測・異常検知機能などを追加改修する場合、その外注・委託費用と、あわせて必要になる機器の購入費が対象になります。ただし補助対象とならない事業として「単なる保守や増設を行う事業 例:既に導入しているソフトウェアの軽微なバージョンアップ、ライセンス追加など」が明記されているため、既存システムの軽微なバージョンアップにとどまる改修は対象外です。

よくある質問

個人事業主でも申請できますか?

対象になり得ます。補助対象者の要件には「中小企業者(個人事業主を含む。)であること。」と明記されており、法人に限定されていません。あわせて「市内に主たる事業所を有していること。」「創業後 1 年以上の事業実績があること。」「市町村民税の滞納(不申告を含む。)をしていないこと。」、および風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する事業や大阪府暴力団排除条例に規定する者に該当しないことの各要件を全て満たす必要があります。

AI導入に特化した補助金ですか?いきなりAIツールを契約して申請できますか?

特化した制度ではありません。制度の趣旨は「事業所内のデジタル化を行う中小企業者に対する経費の補助」であり、AI導入はその一部として対象経費に含まれ得るという位置づけです。また「専門家の支援(IT相談)を受ける前に、この補助金の交付を受けることはできません。」と明記されているため、AIツールを自由に選んで即申請することはできず、まず吹田市が派遣する中小企業診断士によるIT相談(無料、申込み要)を受ける必要があります。

対象外になる経費や事業にはどんなものがありますか?

補助対象とならない事業として「業務の改善を伴わない、広告宣伝を行う事業 例:ECサイトへの出店やインターネット広告掲載など」「単なる保守や増設を行う事業 例:既に導入しているソフトウェアの軽微なバージョンアップ、ライセンス追加など」「国や府、その他団体から補助金等を受けた事業及び受ける見込みのある事業」「新規事業や業態の転換など、既存の事業として 1 年以上の実績がない場合」が明記されています。また対象外経費として「恒常的に利用されないものの導入費用」「顧客に提供する商品(レンタル品を含む)自体の購入費用」「予備品、消耗品の購入費用」「保守費用、保険料等の継続費用」が挙げられています。

次回の募集はいつですか?

2026年8月13日時点で確認できた市公式ページには「令和8年度の新規のIT相談の受付は終了しました。令和9年度の予定は未定です。今後の予定が決まりましたら、このページなどで御案内いたします。」と記載されており、次回募集の時期は同時点で公式に発表されていません(未発表)。この補助金は専門家の支援(IT相談)を先に受けることが交付申請の前提であるため、IT相談の新規受付自体が再開されない限り、新たに交付申請を行うことはできない制度設計です。最新の実施状況は吹田市都市魅力部地域経済振興室企業振興担当の公式ページで確認する必要があります。

注意点

  • この補助金は「専門家の支援(IT相談)を受ける前に、この補助金の交付を受けることはできません。」と明記された前提条件付きの制度です。吹田市が派遣する中小企業診断士による無料のIT相談(申込み要、1事業者・1年度につき2回上限)を先に受けることが交付申請の必須条件になっています。
  • 交付申請の期限は「最後に専門家の支援(IT相談)を受けた日の翌日から起算して1年以内。」です。また事業完了報告の期限は「補助金の交付決定から令和 9 年 3 月31日(水)まで」で、補助対象事業は「令和9年3月 31 日(水)までに完了している必要があります。」とされています。
  • 補助金額は「補助率:補助対象経費の2分の1以内(上限 20 万円)」で、「補助金の交付は、1事業者につき1回限りとします。」「1,000 円未満の端数を切り捨てた額とします。」とも規定されています。
  • 2026年8月13日時点で確認した市公式ページには「令和8年度のIT相談の受付は終了しました」「多数のお申込みをいただき、令和8年度の新規のIT相談の受付は終了しました。令和9年度の予定は未定です。」と記載されており、次回の実施時期・内容は同時点で未発表(推定材料なし)です。
  • 本記事は吹田市公式ページおよび募集要項PDF(2026年8月13日取得)に基づく解説であり、採択を保証するものではありません。募集要項・交付要領の詳細および最新の実施状況は、吹田市都市魅力部地域経済振興室企業振興担当の公式ページで必ずご確認ください。
当方は補助金申請の代行は行いません(申請書類の作成代行は行政書士の独占業務です)。AI導入の設計・実装・定着の側を支援します。

公募要領・締切・要件は変更されることがあります。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。申請の可否や要件の最終判断は、必ず公式サイトの一次情報に基づいて行ってください。

補助金を活用したAI導入の相談

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