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令和8年度医療機関におけるAI技術活用促進事業(単年度型)でAI導入・AI研修はできるか

この記事の結論

結論:使えます。令和8年度医療機関におけるAI技術活用促進事業(単年度型)は、AI導入・AI研修の費用に活用できる制度です。

使えます。東京都のこの事業は、医療機関のAI導入そのものを補助する制度です。対象経費には「AI問診の導入に係る費用」「電子カルテ等へのAIによる音声自動入力の導入に係る費用」「AI通訳機など多言語対応のため必要な機器やシステムの導入に係る費用」が明記されており、既存の電子カルテシステム等と連携させるための改修費や、AI導入と合わせて活用するコンサルティング費用まで対象に含まれます。基準額10,000,000円・補助率1/2(コンサルティングを実施する場合は基準額20,000,000円)と医療機関向けAI補助としては規模が大きく、対象は都内の200床未満の病院または有床診療所の開設者です。令和8年度分は申請受付中で、残る提出期限は第2回の令和8年9月30日(水曜日)です〔2026年7月31日時点〕。

AI導入のどの費用が対象になるか

この制度は「コンサル・専門家費用」「PC・機器などハード」を対象経費として明記している。AI導入でかかる6つの費用項目について、この制度の対象経費の記載を3段階で示した図。AIツール・SaaSの利用料は記載あり・要確認。システム開発・カスタマイズは記載あり・要確認。導入時の研修・教育は記載なし。コンサルティング・専門家費用は対象と明記。PC・機器などのハードウェアは対象と明記。クラウド・サーバなどのインフラ費用は記載なし。この制度は「コンサル・専門家費用」「PC・機器などハード」を対象経費として明記している。対象と明記記載あり・要確認記載なしAIツール・SaaS利用料記載あり・要確認システム開発・カスタマイズ記載あり・要確認導入時の研修・教育記載なしコンサル・専門家費用対象と明記PC・機器などハード対象と明記クラウド・サーバ費用記載なし判定は公募情報に記載された対象経費の文面のみに基づく。記載なしは対象外の確定ではない。実際の可否は公募要領で確認が必要。

この制度は、コンサルティング・専門家費用、PC・機器などのハードウェアを対象経費として明記しています。AIツール・SaaSの利用料、システム開発・カスタマイズは関連する記載があり要確認、導入時の研修・教育、クラウド・サーバなどのインフラ費用は該当する記載が見当たりません(記載がないことは対象外の確定ではありません)。

図の判定根拠(公募情報の「対象経費」の記載より)
  • AIツール・SaaSの利用料:記載あり・要確認 / 公募情報の対象経費より「AI問診の導入に係る費用」
  • システム開発・カスタマイズ:記載あり・要確認 / 公募情報の対象経費より「上記1から4までを、既存の電子カルテシステム等と連携させるための改修に係る費用」
  • コンサルティング・専門家費用:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「病院全体の業務改善を行うため、 1から4までの取組の実施と合わせて活用するコンサルティング」
  • PC・機器などのハードウェア:対象と明記 / 公募情報の対象経費より「1から4までに関連する電子機器の導入に係る費用」
  • 導入時の研修・教育、クラウド・サーバなどのインフラ費用:対象経費の記載に該当する語が見当たらない(対象外と確定したものではない)。

受付中(2026年9月30日まで)

※この表示は掲載中の公募期間(情報取得日 2026年7月30日)から算出しています。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

申請スケジュール

締切まで残り37日です。2026年8月24日現在、締切まで残り37日です。公募期間は2026年4月14日〜9月30日です。締切から逆算した準備の順序は、1. 要件確認・見積の取得、2. 事業計画の作成、3. GビズID等の申請システム登録、4. 申請書の提出(2026年9月30日まで)です。必要な日数は制度と事業者により異なるため、日付は示していません。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。締切まで残り37日です。2026年8月24日現在今日受付開始 2026年4月14日締切 2026年9月30日締切から逆算した準備の順序1要件確認・見積の取得2事業計画の作成3GビズID等の申請システム登録4申請書の提出(2026年9月30日まで)必要な日数は制度と事業者により異なるため、日付は示していません。※掲載中の公募期間(情報取得 2026年7月30日)から算出しています。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

2026年8月24日現在、締切まで残り37日です。公募期間は2026年4月14日〜9月30日です。締切から逆算した準備の順序は、1. 要件確認・見積の取得、2. 事業計画の作成、3. GビズID等の申請システム登録、4. 申請書の提出(2026年9月30日まで)です。必要な日数は制度と事業者により異なるため、日付は示していません。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

令和8年度医療機関におけるAI技術活用促進事業(単年度型)の制度概要

実施機関東京都保健医療局 医療政策部 医療政策課
区分都道府県(東京都)
上限額1,000万円
補助率1/2
対象経費
  • AI問診の導入に係る費用
  • 電子カルテ等へのAIによる音声自動入力の導入に係る費用
  • AI通訳機など多言語対応のため必要な機器やシステムの導入に係る費用
  • その他AI技術を活用したシステム等の導入で、知事が適当と認めるものに係る費用
  • 1から4までに関連する電子機器の導入に係る費用
  • 上記1から4までを、既存の電子カルテシステム等と連携させるための改修に係る費用
  • 病院全体の業務改善を行うため、 1から4までの取組の実施と合わせて活用するコンサルティング
公募期間2026年4月14日〜2026年9月30日
ステータス公募中

出典: 公式サイト(東京都保健医療局 医療政策部 医療政策課) 情報取得日: 2026年7月30日
※最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

公募回スケジュール

回次期間状態出典
令和8年度医療機関におけるAI技術活用促進事業(単年度型)2026年4月14日〜2026年9月30日公募中出典
取得 2026年7月30日
医療機関におけるAI技術活用促進事業(単年度型)2027年4月頃(予測)公募前出典
取得 2026年7月30日

※(予測)と付く回は未確定の見込み情報です。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。

この制度が自社に使えるかの確認手順

うちが使えるかは、地域・対象・用途の3点を照らして確かめる。STEP1 地域: 対象地域は東京都。事業所の所在地が東京都にあるか STEP2 対象: 対象経費に自社の使いみちが含まれるか。AI問診の導入に係る費用 / 電子カルテ等へのAIによる音声自動入力の導入に係る費用 / AI通訳機など多言語対応のため必要な機器やシステムの導入に係る費用 / ほか4件(下の「制度概要」表に全件) STEP3 用途: 使いたい用途が次のどれかに当てはまるか。AI導入 公募期間 2026年4月14日〜2026年9月30日(公募中) 要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領で確認する。うちが使えるかは、地域・対象・用途の3点を照らして確かめる。STEP 1地域対象地域は東京都事業所の所在地が東京都にあるかSTEP 2対象対象経費に自社の使いみちが含まれるかAI問診の導入に係る費用電子カルテ等へのAIによる音声自動入力の導入に係る費用AI通訳機など多言語対応のため必要な機器やシステムの導入に係る費用ほか4件(下の「制度概要」表に全件)STEP 3用途使いたい用途が次のどれかに当てはまるかAI導入公募期間 2026年4月14日〜2026年9月30日(公募中)要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領で確認する。

この制度を自社で使えるかは、地域(対象地域は東京都)、対象(対象経費に自社の使いみちが含まれるか)、用途(使いたい用途が次のどれかに当てはまるか)の3点を順に照らし合わせて確認します。要件と締切の最終判断は、必ず公式の公募要領でご確認ください。

医療機関におけるAI技術活用促進事業を使ったAI活用シナリオ

この制度はAI導入の用途で活用できます。

AI問診+電子カルテ連携で外来の待ち時間と入力負担を圧縮する

都内の有床診療所や中小病院で、来院前・待合でのAI問診システムを導入し、聴取内容を電子カルテに自動連携する構成です。対象経費の「AI問診の導入に係る費用」に加え、「上記1から4までを、既存の電子カルテシステム等と連携させるための改修に係る費用」が明記されているため、問診システム単体で終わらせず、既存カルテとつないで診察前に情報が揃う実務的な構成まで補助範囲で組めます。対象経費には「1から4までに関連する電子機器の導入に係る費用」も挙げられています。

診察室のAI音声自動入力でカルテ作成時間を削減する

医師と患者の会話を音声認識し、電子カルテへの記載を自動化する構成です。対象経費に「電子カルテ等へのAIによる音声自動入力の導入に係る費用」が逐語で挙げられており、この事業の想定ど真ん中の使い方です。事業目的にも「医療従事者の業務負担を軽減し、専門業務に注力可能な環境を整備する」ことが掲げられており、診察後のカルテ入力負担の削減はまさにこの趣旨に沿います。導入に関連する電子機器の費用も「1から4までに関連する電子機器の導入に係る費用」として対象経費に含まれます。

AI通訳+院内業務のコンサルティングを組み合わせて全体改善する

外国人患者の多いエリアの病院で、「AI通訳機など多言語対応のため必要な機器やシステムの導入に係る費用」を使って受付・診察の多言語対応を整えつつ、「病院全体の業務改善を行うため、 1から4までの取組の実施と合わせて活用するコンサルティング」を併用する構成です。コンサルティングを実施する場合は基準額が10,000,000円から20,000,000円に引き上がるため、単発のツール導入ではなく、業務フロー全体の見直しとセットでAI化を進めたい病院に向いています。

よくある質問

ChatGPTの研修費用は対象になりますか?

対象経費として明記されているのはAI問診・AI音声自動入力・AI通訳機等の「導入に係る費用」と、その連携改修費・関連電子機器費・導入と合わせて活用するコンサルティングです。研修単体の費用は対象経費に挙げられていないため、職員研修が主目的なら別制度(東京都のDXリスキリング助成金等)の検討が現実的です。個別の可否は最新の手引き・要綱と東京都保健医療局の窓口で確認してください。

個人経営のクリニック(無床診療所)でも使えますか?

対象は東京都内の200床未満の病院の開設者または有床診療所の開設者であって、東京都知事が適当と認める者です。入院ベッドのない無床診療所は対象に含まれていません。また国・地方公共団体・独立行政法人・国立大学法人等や、本補助金の交付を受けたことがある医療機関も対象外とされています(200床未満の病院で2か年にわたる事業計画の2か年目に交付申請する場合を除く)。

補助額はいくらですか?

基準額10,000,000円・補助率1/2です。コンサルティングを実施する場合は基準額20,000,000円になります。交付決定は交付申請の内容等を審査のうえ決定され、申請しても採択されない場合があります。

申請はどうやって行いますか?

デジタル庁が運営する電子申請システム「jグランツ」上で提出します。利用にはgビズプライムアカウントの取得が必要で、アカウント発行には日数がかかるため、提出期限から逆算して早めに取得しておくのが安全です。申請にあたっては東京都が公開している「手引き」の確認が求められています。

ライセンス料やシステム使用料も対象になりますか?

対象経費1から4までに関連するライセンス料・システム使用料等については、「補助事業年度内に発生するもの」は対象となる旨が明記されています。年度をまたぐ複数年契約の扱いは範囲が変わりうるため、契約前に東京都保健医療局へ確認してください。

次回(令和9年度)の公募はありますか?

次回は未公表です。jGrantsの公募実績では令和7年度・令和8年度と2年連続で実施されており、このパターンからは2027年4月頃の公募開始(予測)が見込まれますが、あくまで過去実績にもとづく予測であり、実施の保証はありません。過去2年度はいずれも上限10,000,000円・補助率1/2でした。

注意点

  • 令和8年度の提出期限は第1回が令和8年6月30日(火曜日)、第2回が令和8年9月30日(水曜日)です。2026年7月31日時点で第1回は終了しており、残る申請機会は第2回のみです。
  • 交付決定の時期は、第2回(令和8年9月30日)までに提出された交付申請については令和8年11月以降を予定するとされています。補助事業は交付決定の日から令和9年3月31日までに着手・完了し、補助対象経費が支払い済みであることが要件のため、年度後半の申請は導入スケジュールが窮屈になりやすい点に注意してください。
  • 交付決定は交付申請の内容等を審査のうえ決定されます。申請しても採択されない場合がある旨が公式ページに明記されており、採択を保証するものではありません。
  • 補助金の支払いは補助事業完了後、事業実績報告書等を提出して補助金額が確定された後になります。また補助事業完了後、補助を行った事業者や導入事例等が保健医療局ホームページに公表されるとされています。
  • 対象経費1から4までに関連するライセンス料・システム使用料等は「補助事業年度内に発生するもの」が対象とされています。
  • 対象要件(200床未満・有床・過去交付歴なし等)や対象経費の個別の可否は、必ず最新の手引き・実施要綱・交付要綱と東京都保健医療局の公式ページで確認してください。
当方は補助金申請の代行は行いません(申請書類の作成代行は行政書士の独占業務です)。AI導入の設計・実装・定着の側を支援します。

公募要領・締切・要件は変更されることがあります。最新の公募情報は必ず公式サイトでご確認ください。申請の可否や要件の最終判断は、必ず公式サイトの一次情報に基づいて行ってください。

この制度を使ったAI導入の進め方

補助金を活用したAI導入の相談

この制度を前提に「何を・どの順番で・いくらで」AI導入するかの設計からご相談いただけます。

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