DX(デジタルトランスフォーメーション)は企業のデジタル化全体を指す概念であり、AIはその中の一つのツールです。DXの土台となるのはデータの電子化と業務プロセスのデジタル化であり、AIはその上に構築される「高度な分析・自動化レイヤー」です。
DXには「デジタイゼーション(紙→電子化)」「デジタライゼーション(業務プロセスのデジタル化)」「デジタルトランスフォーメーション(ビジネスモデルの変革)」の3段階があります。AIの本格活用は第2段階以降が適しています。
業務をデジタル化するとデータが蓄積され、そのデータをAIで分析すると新たなインサイトが得られ、それを基にさらなる改善が進む——という好循環が生まれます。
まずはクラウドサービスで基幹業務をデジタル化し、次にデータ活用の文化を育て、その上でAIを導入するのが現実的な順序です。すべてを一度にやろうとせず、3年計画で進めることを推奨します。